Doing Business in Asia | Tokyo Module
異文化深掘り: MBA学生の探求の旅
新型コロナウイルスの水際対策が大幅に緩和され、日本への入国者数の上限が撤廃されたことで 、一橋ICS・北京大学光華管理学院・ソウル大学ビジネススクールが共同で開催する「Doing Business in Asia(DBiA)」コースが、対面セッションとして復活しました。このコースでは、参加者が北京・ソウル・東京のビジネス環境を比較検討します。
3つのビジネススクールから25人の学生が参加し、最初に東京モジュールがスタートしました。東京モジュールのテーマは「成熟経済日本」。この3カ国の中で、日本経済はさまざまな面で最も成熟していると考えられており、現在はこの経済的成熟に伴う課題に直面しています。
学生たちは、成熟した低成長経済における不動産開発について、深く掘り下げました。東急株式会社と東邦レオ株式会社のご支援のもと、学生たちは、これら企業が顧客への価値提案をどのように再定義しているかについて学びました。
東京モジュールでの3日半を通して、学生たちはICSの教員や東急・東邦レオの幹部による講義を受講しました。また、その他不動産ビジネスのリーダーたちとのパネルディスカッションにも参加しました。さらに、様々なフィールドビジットも実施しました。東急が開業したばかりの東急歌舞伎町タワーをはじめ、渋谷ヒカリエ、 SHIBUYA SCRAMBLE SQUAREを訪問したほか、東邦レオが開発を進める、九段のkudan house、有楽町のSLIT PARKや、巣鴨・大塚のRYOZAN PARKやSocial Impact Lab(So-La)などを見学しました。
最終日には、学生たちはグループ単位で成熟市場における不動産の価値について考察し、日本の不動産業界における新たな価値創造機会ついてのアイデアを発表しました。
DBiA Tokyo Module
2023/7/31 - 2023/8/3
written by Kuo Jian Wong (Class of 2021)