エグゼクティブ・プログラム

エグゼクティブ・プログラムディレクター、専攻長
エグゼクティブ・プログラムは、マネジメント人材を育成するための社会人教育です。
雇用市場がグローバル化し、多くの業界が構造的な変化に直面する中、企業にとり社員の育成と成長は急務です。
企業の文化を守りつつグローバルに競争力を高めるために必要なリーダーシップを発揮できるマネジメント人材を育成します。
エグゼクティブ・プログラムは、学位は授与いたしませんが、そのことにより、受講生の入試はなく、企業のニーズや状況に合わせプログラムを選択できます。
エグゼクティブ・プログラムには、それぞれ特徴のある4タイプがあります。
- 企業向け研修プログラム
企業のニーズに合わせ、プログラムを100%カスタマイズ - 企業向けフォーラム
「デジタルトランスフォーメーション」など、テーマについて最新リサーチに裏打ちされた知識を共有し、各企業から1名、複数企業からの参加者が集まって互いに学び高めあう場 - 海外ビジネススクール向けプログラム
世界中のビジネススクールと提携し、日本発のビジネスイノベーションを学習、体験 - 個人向けオープン・エンロールメント プログラム
日経ビジネススクールと協力し、グローバルMBAプログラムの実践的な科目を盛り込む講義の提供
各企業のニーズやビジネス課題にフォーカスし、一橋ビジネススクールの教授陣が最適なプログラムを作成し、セッションを担当します。
一橋ICS教員の紹介はこちらへ
セッションは、IMD(International Institute for Management Development)など、世界有数のエグゼクティブ・プログラム校での経験に基づいた革新的内容を提供します。
各プログラムとも、受講後、修了証を発行することができます。
for Organizations
企業向け研修プログラム
現役トップマネジメントから次期マネジメント候補、中堅社員まで、幅広いキャリアの人材の育成、あるいは海外拠点との融合など、多岐に亘る研修を提供します。
人事セクションのご要望、現場のビジネスニーズをヒアリングし、企業カレンダーに合わせてカリキュラムを企画します。
MBA科目は勿論、グローバルリーダーシップ、イノベーション、デジタルトランスフォーメーション、企業訪問、海外の現場訪問、日本比較文化体験や経営への応用など、目的に応じて組み入れます。
プログラムは受講生中心に設計し、既成の授業をあてはめるのではなく、受講生・企業・業界との整合性を最重視して、理論と現場を融合した最適な学習体験を提供します。
ディスカッション、グループワークによるアクションラーニング、リーダーシップ・コーチングセッションなど、企業の期待に応え、結果を最大限に引き出すようカスタマイズします。
期間は数日から1~2年と、育成目標に応じてフレキシブルに設計し、講義も日本語・英語で対応可能です。
プログラム例
目的 | 参加者 | 言語 | 期間 | 講義内容 | |
---|---|---|---|---|---|
企業A | グループ企業統合 | 国内中堅マネージャー | 日本語 | 週末x6か月 | 業界トレンドと対策、ミニMBAコース(ファイナンス、M&A他)、CEOチャレンジ、イノベーション、デジタルトランスフォーメーション他 |
企業B | マネジメントスキル強化 | 国内シニアマネジメント | 日本語 | 5日間 | コーポレートファイナンス、クロスボーダーM&A、ネゴシエーションスキル、競争戦略、マーケティング、グローバルリーダーシップ |
企業C | パブリックスピーキング | 国内役員 個人レッスン | 日本語 | 4時間 | 英語プレゼンテーションスキル、スクリプト・チェック |
企業D | 次世代リーダーシップ育成 | 国内外ミドルマネジメント | 英語 | 5日間x3モジュール | CEOチャレンジ、デジタルトランスフォーメーション、グローバルHRM、リーダーシップ、イノベーション他 |
企業E | グローバルスタンダードの確立 | 国内外ミドル~シニアリーダー | 英語 | 5日間+7日間 | 経営企画、海外支社見学、グループワーク |
企業F | 競争力強化 | 国内外若手 | 英語 | 5日間 | 金融基礎、グループワーク、プレゼンテーション、企業文化 |
企業研修 プロフィール
Forums
企業向けフォーラム
フォーラムとは、最新の研究内容に裏打ちされた知識を社会と幅広く共有する場です。セッション、ディスカッション、横断的ネットワークを通じて企業受講生が相互に学び合い、自己・企業の発展に貢献することを目的としています。参加企業から大変有意義と高く評価されており、10年以上続いているフォーラムもあります。
フォーラムは基本的に以下で構成されています。
(1) 「知」のセッション
一橋ICSの教員と受講生の双方向型ディスカッションを通じて、最新知識を習得します。
(2) 企業事例からの学び
テーマについて先進的な企業からゲストスピーカーを迎え、受講生は実例を通じて、自社への持ち帰り内容や応用を考察します。
(3) 個人ワーク、グループプロジェクト
自己・企業の成長に繋がる課題を個人あるいはグループで探究し、視野を広げ、多面的思考力を高めます。
企業向けフォーラム例
「デジタル・トランスフォーメーション・フォーラム」
世界のデジタルトランスフォーメーションの現況について知見を広げ、業界を超えた参加者間でディスカッションし、研修後も続くネットワークを通じてシナジーを創出し、日本のビジネスの変革をリードすることを目的としたフォーラムです。(経済産業省、一橋ICS共同発案)
デジタル・トランスフォーメーション・フォーラムについての詳細はこちら
「次世代リーダーフォーラム」
日本経済において重要かつ大きなウエイトを占める中堅・中小企業を中心に、グルーバル化、デジタル化等の急速な環境変化に対応した経営革新を担う次世代経営者候補を育成するフォーラムです。
for Business Schools
海外ビジネススクール向けプログラム
海外ビジネススクールと提携する人気の高いプログラムです。
一橋ICSは、世界中のトップビジネススクールと提携し、東京イマ―ジョンプログラムを開催しています。日本発のビジネスイノベーションについてセッション、企業訪問、ディスカッション等を通して学習、体験し、自国や世界との共通点や未来への課題を考究します。
【参加校例】
- Berlin School of Creative Leadership
- Cheung Kong Graduate School of Business (CKGSB)
- Global Network for Advanced Management Global Network Week Programs
GNAMパートナー校についてはこちら - Seoul National University (SNU)
- Sungkyunkwan University (SKK)

Programs
個人向けオープン・エンロールメント プログラム
日経ビジネススクールとのパートナーシップのもと、多忙なビジネスパーソン向けに、グローバルMBAプログラムから実用的で有益な科目をピックアップし、世界基準の英語セッションを提供します。
https://school.nikkei.co.jp/feature/aboutus.html
セッション例
- 知識創造としてのイノベーション
- リーダーシップ開発
- 競争戦略
- ビジネスにおけるデータ分析
- 多国籍チームと多様性
- 人材マネジメント
- ブランドマネジメント
- 持続的成功のための組織能力の構築